葬儀費用の基礎知識
近年、葬儀費用は低くなる傾向にありますが、それでも一般の葬儀費用の平均と、
私たち葬儀サポートセンターのお手伝いした葬儀の費用平均を比較してみると、
そこにはまだ大きな差があります。
実際、当センターへの葬儀相談の中で葬儀費用に関する相談は多く、時には、
悪徳な葬儀社に故人への想いを踏みにじられた、遺族の悲しい訴えをお聞きすることもございます。
葬儀費用の内訳
葬儀費用と聞くと、葬儀社に支払う費用と考えがちですが、それは葬儀費用全体の一部であり、実際は、大きく分けると次の5つに分けられます。
- 葬儀社に支払う費用
- 式場使用料、火葬料など実費の費用
- 粗供養
- お料理
- 宗教者にきていただく場合にはその謝礼
これらの項目について、1つずつ詳しくみていきましょう。
葬儀費用に関するトラブルに巻き込まれないために、そして納得のできる葬儀の実現のために、葬儀費用ついての知識を持っておくことは必要不可欠です。
それでは、葬儀費用について次の3つのポイントから解説していきましょう。
葬儀社に支払う費用
下記が必要とされる事の多い項目です。
- 祭壇、御寝棺
- 遺影写真、供物、白木位牌、線香・ローソク
- ドライアイス、会葬礼状、収骨容器、霊柩車、寝台車
- 式場看板(名木)、案内看板、御霊燈、受付一式
- 焼香一式、枕飾り、後飾り、各種幕類、内外装費用、音響設備
- 火葬場案内、人件費、遺体保全費用、遺体保管費用
(注)あくまで代表的な項目のみであり必ずしも全ての葬儀がこの通りではありません。
式場使用料、火葬料など実費の費用
葬儀を行う際に使用する斎場(セレモニーホール)の場所代となります。
公営の式場で数万円~、寺院の貸し式場や葬儀会館などは15~20万円の場合もあります。
粗供養
人数や品物によって大きく変化する項目です。
お通夜、告別式に弔問いただいた方、みなさんに500円~1,000円程度のお品をお渡しします。お通夜ではお茶や砂糖、告別式ではタオルやハンカチといった品を渡される場合が多いようです。
最近では、香典返しを後日送るのではなく、当日、即日返しという形で香典返しの分も、お持ち帰り頂き対応するケースもあります。
お料理
飲食費は主に、通夜振舞い、精進落しの場でご用意する費用となります。
こちらもお返し物と同様に、人数や料理の内容によって大きく変動があります。
葬儀社や場所によっては、持ち込みができるケースもございます。
通夜振る舞いのお料理は4~6名様分で10,000~13,000円、
精進落しのお膳は1名様につき、3,000~5,000円が目安です。
宗教者への謝礼
お寺様など司式者の方に支払われる謝礼になります。
普段のお付き合いの度合いや、かかわり方等によっても違ってきますし、宗派やその方々で考え方も違ってまいります。
葬儀費用と人数の関係
近年、葬儀費用を抑えようとする考え方の広まりや、近所付き合いが昔ほど密接ではなくなってきていることなどから、身内だけで行う家族葬など、少人数の葬儀が増えてきています。
しかし、人数を抑えたからといって、葬儀費用の負担が必ずしも軽くなるというわけではありません。
というのも、多くの会葬者が弔問に来られる葬儀の場合は、葬儀費用の一部もしくは大きな部分をお香典としてまかなえますので、喪家側の負担が軽減する可能性があります。
しかし、会葬者があまり来られない場合、お香典でまかなえる部分が少ないということになります。
費用を抑えるために少人数の葬儀をするのではなく、どのように見送ってあげたいかを考え、その結果として、そういった形式の葬儀にお決めになることが大切かと思います。
葬儀費用トラブルに巻き込まれないための葬儀社の選び方
葬儀費用についての知識もついたとして、最終的に気になるのは、どのような葬儀社に
依頼すれば納得のできる葬儀が行えるのか、ということだと思います。
ひとえに、「こういった葬儀社が良い」と言うことはできませんが、判断材料のひとつとして、事前に、葬儀費用についての詳細な見積書を提出してくれるかどうかは、重要です。
実際に当センターも、葬儀社と提携する際に、過去に使った見積書や請求書を複数提示していただき、それを提携するか否かの重要な判断材料のひとつとしています。
また提携後も、当センターでご紹介した場合には、必ず見積書、請求書に目を通してチェックし、万が一にも不当な費用などがあれば指摘し、訂正していただきます。
また、そういったことが起こる葬儀社さんとは二度とお付合いをいたしません。
見積書以外にも、当センターでは様々な部分を見て、本当に良心的な葬儀社かどうかを判断していますが、それは一般の方には見えづらい部分であり、特に、葬儀という一生のうちで何度も経験するわけではない状況では、なおさらのことだと思います。
葬儀費用に関してだけでなく、葬儀や葬儀社に関することであれば、どんな些細なことでもかまいませんので、どうぞお気軽に葬儀サポートセンターまでご相談下さいませ。






