女性からの葬儀相談が増加 男性を超える

【2011年1月31日配信】葬儀の無料相談を受けている葬儀サポートセンターでは、2006年、2008年、2010年の相談者の性別をまとめた結果、この5年で女性からの相談が急速に増え、2010年には女性が男性を上回ったことがわかりました。

女性も葬儀の主体者に

葬儀サポートセンター(品川区、代表:下元敬道)では、2006年、2008年、2010年の相談者の性別をまとめた結果、2006年では1/3だった女性の相談者が5年間で16%増加、2010年には男性46.1%を上回る46.6%という結果になりました(2010年有効相談件数1444件)。

葬儀サポートセンタープレスリリース

当センターでは主な理由として、子供が娘のみの家では、養子を取って家を継ぐことが減り、既婚・未婚に限らず、女性も親の葬儀の主体者となっているためと分析しています。また、男の兄弟がいる場合でも、姉弟では姉が主体になる例や、娘が実親の介護をしていて葬儀の心配もしている例などもあります。

相談内容からも、長男夫婦が親の老後をみるという意識が低下し、娘は既婚者でも親との結びつきが強くならざるを得なくなっており、また心情的にも親のためにこうしてあげたい、という強い思いが感じられます。また、家族葬の場合、社会的な対面などが気にならず、既婚者であっても娘が実親の葬儀の喪主をつとめることに抵抗がない様子が葬儀の立会いからもうかがえます。

過半数は親の葬儀の相談

相談者と対象者の関係では、親の葬儀を相談する方が圧倒的に多く、過半数を占めています(全体で55.0%、女性の相談者では52.8%)。
国勢調査で、配偶者と死別した人口は25歳以上のすべての年代で、女性の方が男性を大きく上回り、女性が配偶者の葬儀を出している数は非常に高いと思われるにも関わらず、配偶者の葬儀の相談は祖父母、きょうだい、親戚などとほとんどかわりません。また、生前の準備も進んでおらず、自分の葬儀についての相談も3%台にとどまっています。

参考資料

■相談者と葬儀対象者の関係 
葬儀サポートセンター 葬儀対象者の内訳(2010年有効相談件数1444件)

<全体>親55.0% 配偶者5.8% 祖父母5.2% きょうだい5.8% 親戚4.7% 自分3.7% 子供2.1% その他2.6% 不明15.2% 

<女性>親52.8% 配偶者5.6% 祖父母6.7% きょうだい4.5% 親戚5.6% 自分3.4% 子供0% その他3.4% 不明18.0%

■配偶者と死別した人口
配偶者と死別した人口は25歳以上のすべての年代で、女性の方が男性を大きく上回ります。女性が配偶者の葬儀を出している数は非常に高いことになります。

死別した人口(男性:女性)  単位1000人
45~49歳 21:75
50~54歳 94:162
55~59歳 94:334
60~64歳 132:521
65~69歳 178:781
70~74歳 239:1128
75歳以上 782:4588
(資料 総務省統計局統計調査部国勢統計課「国勢調査報告」平成17年)

葬儀サポートセンターでは、相談者の相談内容と葬儀の見積もりや請求書、実際の葬儀の現場の確認、葬儀社の報告などから、相談者の変化や本音、葬儀の変化をとらえて分析しています。今後も、葬儀の準備から葬儀後までの相談者の要望や不安を丁寧に聞き取り、情報の発信を続けてまいります。

<報道に関するお問い合わせ>
葬儀サポートセンター http://www.sougi-support.net  担当:大矢
【東京】 TEL 03-5435-1056 FAX 03-6368-5650
【大阪】 TEL 06-6241-6330 FAX 06-6241-6322


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